ある日、幼馴染のといちゃんに聞かれました。
(といちゃんに実際に書いてもらった似顔絵です。笑)
クルーズ旅行に行ったことがない人からすると、一体いくらかかるのか想像もつきません。でもクルーズ旅行は決して高くありません。
ただしクルーズ旅行とは、クルーズ料金の他に「チップ代」「港湾税」「ビザ取得代」など、馴染みのないものが別途かかってくるものが多いので分かりづらいこともあります。
もちろん航路や泊数、乗る船によってピンキリをいうところもありますが、私が実際に行った3泊4日横浜発上海行きのMSCスプレンディダ号の片道クルーズでかかった総費用を計算してみました。
クルーズ料金とクルーズ諸税とは?
クルーズ料金とは?
- 宿泊費
- 食事代
- 移動代(自宅から乗船地までの交通費は含まれない)
- 船内でのエンターテイメント代
このときの移動費に自宅から乗船地までの移動費は含まれないので、ここは別途かかってくることになります。
このときはバルコニー付きの部屋に乗ったので、内側の部屋より少し高めです。でも安いです。
クルーズ代金は15,800円でした。
クルーズ諸税とは?
クルーズ代金の他に「諸税」というものがかかってきますが、諸税の内訳はこんな感じです。
- 港湾税
- 政府関連諸税
- チップ
港湾税
まず港湾税ですが、ポートチャージと呼ばれることもあります。これは着岸する港に払う費用なので、わかりやすくいうと飛行機を利用する時に支払う「空港使用料」のようなものです。
政府関連諸税
次に政府関連諸税は、出入国手続きや検疫、税関などの手続きにかかる税金のことです。主に海外クルーズの際に記載されていることが多いです。
クルーズ諸税は18,000円でした。
チップについて
最後にチップです。日本人には馴染みがありませんが海外ではサービスを受けたときにその場で渡すお礼のようなものですが、クルーズの場合は1泊◯円・◯ドルと感じで、既に決まっている金額を請求されます。
「このときはいくら渡さないといけない、、」などと悩む必要がないので、とても気楽なシステムです。
チップ代金の支払い方法はクルーズ会社によって異なりますが、事前に旅行代金と一緒に支払う場合と下船時に船内で一括請求する場合の2つのパターンがあります。
チップは泊数ごとの支払いです。MSCスプレンディダは一泊12ドルなので、3泊分支払いました。チップは36ドルだったので、4,029円です。
全部で37,829円でした。
クルーズ旅行前にかかってくる費用
クルーズに行く前にかかってくる費用として、こんなものが挙げられます。
- パスポートやビザの取得・更新
- 海外旅行保険代
- 服飾費
- スーツケース購入
- 港までの交通費
- スーツケースの送料
パスポートやビザの取得・更新
私は既にパスポートを持っているので、ここは0円で済みました。持っていない場合は10年間有効なパスポート(20歳以上)は16,000円、5年間有効なパスポート(12歳以上)は11,000円、12歳未満の5年間パスポートは6,000円かかります。
行く国によってビザが必要になりますが、日本人は中国に15日以内の滞在であればビザなしで行けるため取ってません。0円です。
海外旅行保険代
海外にいくときに海外旅行保険に入っていない人が多いですが、海外の治療費はありえないほど高いです。海外旅行保険は多少割高な印象もありますが、万が一に備えて絶対に入っておきましょう。
そんな人は海外旅行保険が自動付帯するクレジットカードを最低2枚は持ちましょう。私はSPGアメックスと楽天プレミアムカードを持っているので海外旅行保険には入ってません。よって0円です。
SPGアメックスと楽天プレミアムカードは年会費がかかるので、もし年会費無料で持ちたい場合はエスポカードとリクルートカードがおすすめです。
服飾費
「クルーズに行くからオシャレがしたい!」そう思うのは当然です。もちろん3泊4日程度のショートクルーズなら日中は普段着でも構いませんが、夜くらいはドレスアップでもしてしっかり決めたいところ。新しいワンピースでも新調してみてはいかがですか?
私はメルカリで900円のドレスと、近所の雑貨屋さんで600円のアクセサリーを購入。全部で1500円でした。
スーツケース購入
既に私は持っているので、ここは0円です。でも次買うなら、以下のサイトでかわいいスーツケースを購入したいな〜と思ってます。
大人女子の旅を応援する「MILESTO」港までの交通費
MSCスプレンディダ号は横浜発だったので、私は前入りして横浜にいる友人と会う約束をしてバスで向かいました。名古屋駅から横浜駅YCATまで3,500円でした。新幹線なら名古屋から普通車指定席で10,450円です。
小さいスーツケース1つの身軽な感じでいったので、目的地の大さん橋まで電車と徒歩で行きました。横浜駅から日本大通り駅まで210円でした。
スーツケースの送料
日本発着クルーズの場合は佐川急便のSGムービングという事前に自宅から客室まで運んでくれるサービスが使えるみたいですが、私が行くのが片道クルーズだったためか使えず。0円です。今度のクルーズのときに一度使ってみようかな?
全部で5,210円でした。
船内の有料サービス
では船内では、お金をつかうのはどういったときでしょうか?クルーズ料金に含まれてないものの代表として、以下のサービスなどでお金がかかってきます。
- アルコールなどのドリンク代
- 有料レストラン
- ランドリー
- マッサージ・エステ・写真など
- 寄港地でのオプショナルツアー
- カジノ
- 船内Wi-Fiや電話など
- 託児サービス
アルコールなどのドリンク代
他のクルーズ船の場合、アルコールなどが付いたドリンクパッケージはかなり高いため付けることがないのですが、MSCスプレンディダはアルコールも飲めるドリンクパッケージが一日32.5ドルと安かったので付けました。(別途15%のサービスチャージがかかります)
3泊分で112.1ドルで12,547円です。もちろん付けないことも可能です。
ランドリー
3泊だったのでランドリーには出さず、自分で下着などは洗っていました。0円です。
マッサージ・エステ・写真など
本当はエステなどスパに行きたいのですが、まだ事故後の容態が完全に安定していないため受けることができません。
また写真の評判もそこそこだったので、購入しませんでした。0円です。
寄港地でのオプショナルツアー
横浜発上海行きの片道クルーズは、どこにも寄港せず、ずっとクルージングをしているためオプショナルツアーに参加することはありませんでした。0円です。
カジノ
ギャンブルが好きな人は、かなりここで使ってしまうかもしれませんね。私は一度やってみて満足してしまったのでやりませんでした。0円です。
船内Wi-Fiや電話など
購入することも考えましたが3日間ネット環境がないくらいなら耐えられるかな〜?と思い、購入しませんでした。0円です。
託児サービス
私は利用してないので、価格がわかりません。0円です。
全部で12,547円でした。
帰りの航空券と自宅までの交通費
日本発着クルーズの場合は、日本まで帰ってきてくれるので「ここまでがクルーズです」とハッキリわかりやすいのかもしれませんが、片道クルーズの場合は自分で帰ってこないといけません。
上海のクルーズターミナルから空港まではタクシーで210元だったので、3,503円です。
帰りの航空券は春秋航空で上海発名古屋行きの航空券で13,800円で、中部国際空港から地元までのバスが1,300円です。
全部で20,603円でした。
総額76,189円でした
3泊4日のクルーズ旅行の総額は76,189円でした。お部屋を内側にして、ドリンクパッケージを頼まず、航空券をもう少し抑えられたら、もっと安く抑えられたかな〜?という印象ですが、これくらいの出費は必要かな?とも思いました。
最近では一泊1万円代の外国船クルーズがたくさん出ていますので、低価格でクルーズを楽しむのことが可能になりました。